番付表

大相撲11月場所(九州・福岡)番付表&成績!優勝は貴景勝!!

2018年11月九州場所、幕内最高優勝は13勝2敗の成績で小結・貴景勝が初優勝を飾り幕を閉じました!

また、十両以下の優勝者は以下の通りです。

十両は友風(尾車部屋)、幕下は蒼国来(荒汐部屋)、三段目は宇良(木瀬部屋)、序二段は光内(阿武松部屋)、序ノ口は鳩岡(木瀬部屋)が優勝した。

2019年1月初場所の番付についてはこちら『大相撲1月初場所(東京・両国)番付予想!注目は貴景勝の大関取り!』をチェックしてみてください。

こちらでは『2018年11月九州場所の総まとめと2019年1月初場所への期待』九州場所まとめと初場所への期待などを書いていますので、合わせて読んでみてください。

2018年11月11日(日)から11月25日(日)までの15日間、福岡国際センターで大相撲11月場所が開催されます。

10月29日(月)に発表された番付表(幕内・十両)は以下のようになっています。

11月8日、横綱・白鵬と横綱・鶴竜が九州場所を休場することが正式決定しました。稀勢の里、初の一人横綱となります。

11月15日、初日から4連敗となった横綱・稀勢の里が休場となり横綱不在の九州場所となります。

11月22日、大関・豪栄道が右膝を痛めたために途中休場となりました。これで、3横綱、1大関不在となってしまいました。

<幕内>

番付西
白鵬(15休)横綱鶴竜(15休)
稀勢の里●(0-5-10休)横綱
豪栄道○(8-4-3休)大関高安○(12-3)
大関栃ノ心○(8-7)
御嶽海●(7-8)関脇逸ノ城●(5-9)
貴景勝(13-2)初優勝小結魁聖●(3-9-3休)
妙義龍(8-7)前頭筆頭北勝富士●(7-8)
栃煌山(8-7)前頭二枚目玉鷲(9-6)
錦木(8-7)前頭三枚目竜電(6-9)
正代○(8-7)前頭四枚目嘉風(7-8)
千代大龍(7-8)前頭五枚目朝乃山(6-9)
貴ノ岩●(6-9)前頭六枚目(5-10)
阿炎(6-9)前頭七枚目松鳳山(10-5)
(6-9)前頭八枚目宝富士(7-8)
琴奨菊○(10-5)前頭九枚目大栄翔○(9-6)
佐田の海(7-8)前頭十枚目豊山(5-10)
千代の国(5-10)前頭十一枚目隠岐の海○(11-4)
碧山○(11-4)前頭十二枚目遠藤(9-6)
阿武咲(11-4)前頭十三枚目隆の勝●(4-11)
千代翔馬●(7-8)前頭十四枚目大翔丸(6-9)
大奄美●(7-8)前頭十五枚目明生(9-6)
荒鷲●(1-12-2休)前頭十六枚目千代丸(4-11)

<初日>
初日から上位陣の稀勢の里、栃ノ心、御嶽海らが敗れる波乱のスタートとなった九州場所。一人横綱の重責を担う稀勢の里にとっては手痛い初日黒星となった。

また御嶽海も大関昇進をかけてきた場所だけに残念なスタート。

<2日目>
一人横綱・稀勢の里が妙義龍に破れて連敗発進。貴景勝が昨日に続いて、上位陣の大関・豪栄道を破り連勝スタート。

ご当地力士の琴奨菊、熊本出身の佐田の海が元気で連勝を飾っている。

<3日日>
稀勢の里が初日から三連敗を喫するという三日日。上位陣では豪栄道が破れて2敗目となった。
調子が良いのが佐田の海。8年ぶりの九州場所での勝ち越しに向けて3連勝と好調。

<4日目>
なんと言っても稀勢の里が物言いの末に敗れ、ついに初日から4連敗を喫する。休場、または引退の可能性まで出てきた。

大関上位陣は揃って白星、調子の良い貴景勝が全勝をキープ。相撲内容も相手を圧倒していたので今後が楽しみ。

<5日目>
ついに稀勢の里が休場決定。初日から4連敗を喫した稀勢の里はインタビューに答え、来場所以降での巻き返しを語っている。

取組みに目を向けると、3大関揃って敗れる波乱の一日。全勝は、小結・貴景勝と前頭二枚目の栃煌山の二人となった。

<6日目>
連勝街道走る貴景勝は魁聖を退け、6連勝の勝ちっ放し。高安、豪栄道は白星を上げたが、好調が伝わっていた栃ノ心が敗れて早く3敗目となり優勝争いから後退。

<7日目>
注目の一番となった御嶽海と貴景勝の一戦は御嶽海に軍配が上がる。貴景勝の初日からの連勝は6でストップとなる。

また大関では高安、栃ノ心が揃って敗れる波乱の展開。

<中日8日目>
満員御礼となった日曜日の九州場所。貴景勝が前日の黒星を引きずらずに7勝目。大関3人が揃って勝利している。

栃煌山が2敗と引き続き好調をキープしているので、後半が楽しみ。阿炎、阿武咲、大栄翔といった若手も2敗で続いている。

<9日目>
注目の一番は結びの一番、栃ノ心と貴景勝。好調とは言えない栃ノ心を、絶好調貴景勝が圧倒して勝利。単独1敗をキープして後半戦白星スタート。

2敗で大関・高安や大栄翔、碧山、阿武咲らが追う展開。

<10日目>
貴景勝は北勝富士を破り1敗をキープして単独首位。大関・高安、碧山、大栄翔、阿武咲は揃って勝ち2敗をキープして貴景勝を追う展開。

また大関取りとなっていた御嶽海は痛恨の5敗目となり、今場所での昇進は事実上消滅となった。

<11日目>
貴景勝は栃煌山を退け1敗をキープ、2敗で追っていた阿武咲が敗れ3敗目となり優勝争いから後退となった。

また、関脇・逸ノ城と小結・魁聖が共に敗れて8敗目で負け越しが決定した。

<12日目>
小結・貴景勝が玉鷲に勝利し1敗を以前キープ。2敗で追っていた大栄翔と碧山が共に敗れ、2敗は大関・高安のみとなった。

また大関・豪栄道が右膝痛のために本日より休場。

<13日目>
ついに九州場所も終盤戦。優勝争いをしている、貴景勝が碧山を下し1敗をキープ。高安も大栄翔を退けて2敗をキープした。3敗で追う隠岐の海は勝利したが、碧山、大栄翔、阿武咲が破れて優勝から脱落した。

<14日目>
優勝争いする大関・高安と小結・貴景勝が直接対決!これまでの戦い同様に激しい立会いから一気に土俵際に寄った貴景勝。だが、高安が身軽にくるっと一回転して避けたことで貴景勝が叩きこまれたようになり黒星。
これで優勝争いは千秋楽に持ち込まれた。

<15日目>
優勝争いも大詰めとなった千秋楽。まず貴景勝が錦木と対戦。土俵際まで押し込まれた貴景勝だが、錦木が引いたところ見逃さずに一気に押していく最後は叩き込みで勝利。

一方の高安は、御嶽海との激しい一番。廻しを取り切れていないところで、ジレて強引に寄っていくも、御嶽海の右からのすくい投げにやられて万事休す!痛恨の敗戦となり、貴景勝の初優勝が決まった。

場所前展望:最大の注目は、関脇・御嶽海の大関取りです!2場所前が13勝2敗で優勝、先場所は9勝6敗と大関取りへの希望を残しています。

三役での3場所通算成績33勝を満たすには、11勝が必要になる九州場所。ただ、上位陣との対戦成績や序盤での優勝争いからの脱落なども加味されるので簡単ではありません。

関脇というポジションですから、上位陣との対戦では最低でも3勝3敗の五分で乗り越えたいところ。出来れば上位陣に勝ち越して11勝出来れば大関への道も見えてくると予想しています!

関連記事>>>御嶽海の大関取り条件と11月福岡場所の成績速報!

※横綱・白鵬は膝の痛みを抱えているために欠場か!?と言われていましたが、11月2日の奉納土俵入りには膝にサポーターを巻いて行いました。本人としては本場所へ出場意欲を見せています。

※横綱・鶴竜は右足の状態に不安を抱えているため、本場所出場については直前まで余談を許さない展開となっています。

※横綱・稀勢の里の状態は先場所よりもかなり良い状態にあると感じているとのこと。初日をうまく乗り切れるかがポイント。

 

<十両>

番付西
矢後(10-5)十両筆頭琴恵光(8-7)
大翔鵬(8-6)十両二枚目安美錦(7-8)
琴勇輝(10-5)十両三枚目徳勝龍(7-8)
貴源治(8-7)十両四枚目英乃海●(6-9)
石浦(8-7)十両五枚目照強(10-5)
明瀬山(7-8)十両六枚目若隆景(8-7)
旭大星●(7-8)十両七枚目白鷹山(8-7)
旭秀鵬●(5-10)十両八枚目剣翔●(6-9)
豪風(6-9)十両九枚目千代ノ皇●(2-13)
東龍(9-6)十両十枚目炎鵬(9-6)
千代の海●(6-9)十両十一枚目翔猿(8-7)
水戸龍(9-6)十両十二枚目常幸龍(7-8)
豊ノ島(11-4)十両十三枚目極芯道(4-11)
志摩ノ海(9-6)十両十四枚目友風(12-3)初優勝

<初日>
十両では、40歳の安美錦が初日白星スタート。相撲内容もまだまだやれそうな取組みだった。
先場所、十両優勝を果たして徳勝龍が今場所もやってくれそうな予感のする初日。
西十両筆頭・琴恵光は宮崎県出身ということで大声援を受けての初日だったが、黒星スタート、返り入幕に向けて早く初日を出したいところ。

<2日目>
今場所も元気なのが徳勝龍。大ベテランの安美錦を破って連勝スタート。
力を付けている照強が今場所やってくれそうな予感。

<3日日>
十両で好調なのが照強、炎鵬。今場所のダークホースになりそうな予感がする三日目。まだまだ序盤なので、今後の展開に目が離せない。

<4日目>
十両では、翔猿、炎鵬、白鷹山が揃って4連勝。好調の照強が旭大星に敗れて初黒星。

調子が良さそうに見えた徳勝龍は連敗となり一歩後退した。

<5日目>
4連勝中だった炎鵬と白鷹山揃って敗戦。十両唯一の勝ちっ放しは翔猿ただ一人。気になるところでは貴源治に元気なく早くも4敗目を喫した。

<6日目>
貴源治は今日の元気なく5敗目を喫する。翔猿が連勝ストップとなり1敗力士が4人となる展開。

<7日目>
翔猿、炎鵬、照強が揃って勝ち1敗を守る。白鷹山が敗れて2敗目となり一歩後退。

<中日8日目>
炎鵬と照強が揃って勝ち1敗をキープ、今場所元気が無いのが英乃海。早くも7敗目となった。

<9日目>
1敗の炎鵬と照強が揃って敗れたため、1敗力士が居なくなる。大混戦で終盤戦を迎えることになりそうな十両。

<10日目>
炎鵬、照強が白星をつけ、8勝とし勝ち越しを決めた。一方、千代ノ皇は8敗目となり負け越し決定となった。

<11日目>
新十両となった友風が勝ち越しを決めた一方、極芯道は負け越し決定。照強は2敗をキープも、炎鵬は敗れて3敗目となった。

<12日目>
十両の優勝争いが混沌としてきた中、3敗で琴勇輝、照強、友風、水戸龍の4人が並ぶ展開となった。千代の海と旭秀鵬が敗れ8敗目で負け越し決定。また東十両筆頭の矢後が勝ち越しを決め来場所での幕内昇進をほぼ確実にした。

<13日目>

3敗で並んでいた中から、琴勇輝と友風が一歩前で出た。水戸龍、照強は破れ優勝争いから一歩後退したが十両の優勝ラインは高くないことが多いので4敗力士にも十分にチャンスが残っている。

一方、ベテラン豪風は5連敗となり負け越しが決まった。

<14日目>
優勝争いを演じる友風が勝利、一方の琴勇輝は豊ノ島に敗れて4敗目を喫した。これで単独首位に立ったのが友風。1敗差で追う展開に、琴勇輝、豊ノ島、照強の3人が追う展開で千秋楽を迎える。
<15日目>
千秋楽、十両争いは新十両での優勝を目指す友風と、元関脇・琴勇輝の対戦に委ねられた。結果は、友風が力強い相撲で押し出して勝利。新十両として優勝を飾った。

 

場所前展望:十両では、西十両十三枚目の極芯道(ごくしんどう)、十両西十四枚目の友風(ともかぜ)がともに初十両となっています。幕下から昇進し、関取となったのでモチベーションも高いはず。

上位陣には幕内経験者も多いので、混戦必至の九州場所十両の戦いとなりそうです!

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幕下以下の番付表については、こちらの『日本相撲協会HP』をご参照ください。

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