安美錦は伊勢ヶ濱部屋所属力士で2018年には40歳になり、大ベテランとして大相撲界を牽引している。引退なんてまだまだ早い!
2019年も安美錦は現役バリバリで関取として相撲界を引っ張っていくと信じています。
そんな安美錦について相撲経歴を紹介していきますのでチェックしてみてください。
安美錦のプロフィールと相撲歴紹介!
四股名 | 安美錦 竜児(あみにしき りゅうじ) |
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本名 | 杉野森 竜児 |
生年月日 | 1978年10月3日 |
年齢 | 40歳 |
身長/体重 | 184センチ/135キロ |
出身地 | 青森県西津軽郡深浦町 |
所属部屋 | 伊勢ヶ濱部屋 |
幕内優勝 | 0回 |
十両優勝 | 0回 |
幕下優勝 | 0回 |
三段目優勝 | 0回 |
序二段優勝 | 0回 |
序ノ口優勝 | 0回 |
殊勲賞 | 4回 |
敢闘賞 | 2回 |
技能賞 | 6回 |
金星 | 8回 |
初土俵 | 1997年1月場所 |
初入幕 | 2000年7月場所 |
得意技 | 右四つ、寄り |
<安美錦の相撲歴>
安美錦が相撲キャリアをスタートさせたのが、小学1年生のころ。相撲クラブに通い始めた安美錦は、小学3年生から相撲を本格的にスタートさせた。
中学、高校でも相撲を続けた安美錦は、その後に角界入りするが「安治川部屋」へ入門している。この部屋には、実兄・安壮富士が在籍していたためだった。
角界入りする際には、兄よりも弟のほうが強いと言われていたほど実力を認められていた。
大相撲の初土俵を踏んだのは、1997年の前相撲。1997年の1月場所でデビューしているが、この場所は若貴ブームに沸いた時代で、兄・若乃花が3回目の幕内優勝を果たした場所であった。
流石、40歳を超えた安美錦だけあって時代を感じる。
1997年3月場所では序ノ口にて7戦全勝の成績を残し、序二段に昇進。次場所では序二段で6勝1敗の成績で三段目へ。
1997年7月場所に三段目へ昇進した安美錦だったが、6勝1敗の好成績を収める。その後も二場所連続で5勝2敗の成績を収めて1998年1月初場所では幕下40枚目まで番付をあげた。
角界入りした1年目から5場所連続で大きく勝ち越し一気に幕下まで昇進、さすが期待されていただけあって実力は折り紙つき。幕下もサクッとクリアしてくれると周りの期待も大きかっただろう。
幕下40枚目では4勝3敗、幕下29枚目では6勝1敗、幕下12枚目では4勝3敗と3場所連続で勝ち越し十両目前の幕下9枚目まで番付を上げた。
しかし、1998年7月場所、9月場所と連続で負け越してしまい幕下30枚目まで番付を下げた安美錦。しかし、ここから負け越すことなく幕下で7場所連続勝ち越し、2000年1月場所で十両昇進を果たすのであった。
序ノ口、序二段、三段目はすんなり通過した安美錦であった、さすがに幕下ともなるとググッとパワーも上がるので苦労したのだろう。
それでも、幕下で2場所負け越しただけで十両まで昇進したのにはさすがと言うしかない。
十両に上がった安美錦であったが、3場所連続で勝ち越しを収めた。番付の妙もあってか、二桁白星を収めていないにも関わらず3場所で幕内昇進を果たしてしまう。
実際に、西十両13枚目で8勝7敗の成績で次場所には東十両8枚目まで上がっているのを見ると、安美錦より上の力士が大きく負け越した力士が多かったのだろう。
そして、東十両8枚目で9勝6敗の成績を残し、次場所では西十両2枚目まで上がっている。ここも番付の妙と言えるだろう。
最後の西十両2枚目で8勝7敗の成績で、次場所には幕内昇進を果たしている点からも安美錦に味方している印象。
新入幕を果たして2000年7月には10勝5敗で敢闘賞を受賞。その後は、技能賞と殊勲賞を獲得しながら番付を東関脇まで上げている。
2007年9月場所では、関脇で10勝をあげている。大関へのチャンスもこのあと2場所あったが、2008年1月に関脇で5勝10敗と負け越してしまい夢と消えた。
その後は、優勝争いという点では最高成績が11勝4敗なので絡めていないと見て取れる。
安美錦自身、まだまだやれると思っていたはずだが大怪我を背負ってしまう。2016年5月場所、西前頭3枚目の番付だったがアキレス腱断裂の大怪我をして番付を十両まで下げた。
その後、十両上位の番付をキープしながら2017年11月場所では幕内昇進を果たし完全復活!8勝7敗と勝ち越して、安美錦ここにあり!を見せつけた。
が、2018年1月場所にて右脛骨骨挫傷、右膝関節血症による途中休場。またしても十両に陥落するも8勝7敗と勝ち越して幕内に5回目の復帰。
西前頭16枚目の幕尻で、4勝11敗と負け越してしまい2018年7月場所から十両生活となっている。ただし、十両の番付上位なので大きく勝ち越せば6回目の幕内も視野に入る位置だ。