大奄美は、奄美大島出身の力士で人気力士・遠藤は追手風部屋所属の兄弟子にあたります。大奄美は実業団から角界入りした遅咲き力士ですので今後に期待したい力士。
さて、奄美大島から力士が?珍しいと思うかもしれませんが、実は奄美大島出身力士はかなり多いのです。ちょっとした都道府県よりも、奄美大島だけの出身力士のほうが多いくらいです。
これには相撲と奄美大島の関係が大いにアリそうです!
大奄美のプロフィールと相撲歴や奄美大島出身力士が多い理由を探っていきます
大奄美のプロフィールと相撲歴紹介!
四股名 | 大奄美 元規(だいあまみ げんき) |
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本名 | 坂元 元規 |
生年月日 | 1992年12月15日 |
年齢 | 26歳 |
身長/体重 | 185センチ/187キロ |
血液型 | A型 |
趣味 | 音楽鑑賞 |
最終学歴 | 日本大学 卒 |
出身地 | 鹿児島県大島郡龍郷町 |
所属部屋 | 追手風部屋 |
幕内優勝 | 0回 |
十両優勝 | 1回 |
幕下優勝 | 0回 |
三段目優勝 | 0回 |
序二段優勝 | 0回 |
序ノ口優勝 | 0回 |
殊勲賞 | 0回 |
敢闘賞 | 0回 |
技能賞 | 0回 |
金星 | 0回 |
初土俵 | 2016年1月場所 |
初入幕 | 2017年11月場所 |
得意技 | 右四つ、寄り |
<大奄美の相撲歴>
大奄美の相撲キャリアは小学2年生からスタート。地元にある相撲道場に入門し稽古をつけていく。小学、中学では目立った成績を残せなかった大奄美。
高校は奄美大島から離れて、鹿児島商業に進学。高校では、高校相撲金沢大会で個人優勝を果たしている。
大学は日本大学に進学し、名門の相撲部へ入部し団体戦メンバーとして活躍するも大きな個人タイトルとは無縁。アマチュア横綱を目指していた大奄美であったが無縁の結果となる。
このこともあってか角界入りはせずに大学卒業後には、日本大学の職員となって実業団相撲に進む。2015年に、大奄美は全日本実業団相撲選手権大会にて優勝を果たし、実業団横綱に。
実業団横綱になったことで角界入りを決意、大人気力士・遠藤が所属する追手風部屋へ入門する。
追手風部屋には、アマチュア横綱2冠の遠藤、アマチュア横綱の大翔丸ら、幕下付出格の力士がどんどんと入門することになる。
2015年1月場所にて、幕下付出15枚目としてデビューを果たす。デビュー戦は、北勝富士との同年対決となるが黒星を喫している。
幕下付出格でのデビューだった大奄美だが、幕下から十両に昇進するまでに6場所を要することになる。しかも、幕下での成績は6場所連続で4勝3敗と少しずつ番付を上げていった。
ただ、十両に昇進すると一場所目から10勝5敗と二桁白星の成績を残し十両でもやっていける自信を付けたはずの大奄美。
2017年7月には、11勝4敗で十両優勝も果たしている。
2018年11月場所では、幕内に昇進しているが十両と前頭を行き来する状態なので油断は出来ない。
奄美出身力士が多い理由とは?
奄美大島出身力士は、2018年11月場所時点で16名居ます。しかも、その中の3名が関取です!
千代ノ皇、明生、そして大奄美が関取になっています。
鹿児島県自体が相撲がとても盛んなところですが、奄美大島も相撲が盛んなところなのです。奄美大島には、約120もの土俵があると言われています。かなりの数の多さですよね。
ですから、相撲が盛んで力士の排出も多くなっているのです。