琴恵光は佐渡ヶ嶽部屋所属の力士。顔はイケメンで人気もある琴恵光ですが、巷ではお笑い芸人のザコシショウに似ているとも言われていますね。個人的には、そこまで似ていないと思いますが…。
そんなザコシショウ似の琴恵光は、力士として十分と言えない体の大きさながら幕内定着を目指し日々精進しています。
宮崎県出身ということもあり、11月九州場所では多くの声援を浴びるご当地力士としても人気が高い一人です。
それでは、琴恵光の相撲経歴をまとめてみたのでチェックしてみてください。
琴恵光のプロフィールと相撲歴紹介!
四股名 | 琴恵光 充憲(ことえこう みつのり) |
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本名 | 柏谷 充隆 |
生年月日 | 1991年11月20日 |
年齢 | 27歳 |
身長/体重 | 177センチ/135キロ |
出身地 | 宮崎県延岡市 |
所属部屋 | 佐渡ヶ嶽部屋 |
血液型 | O型 |
趣味 | 食べ歩き |
最終学歴 | 延岡市立 岡富中 卒 |
幕内優勝 | 0回 |
十両優勝 | 0回 |
幕下優勝 | 0回 |
三段目優勝 | 0回 |
序二段優勝 | 0回 |
序ノ口優勝 | 0回 |
殊勲賞 | 0回 |
敢闘賞 | 0回 |
技能賞 | 0回 |
金星 | 0回 |
初土俵 | 2007年3月場所 |
初入幕 | 2018年7月場所 |
得意技 | 右四つ、寄り、押し |
<琴恵光の相撲歴>
琴恵光が相撲キャリアをスタートさせたのが、幼少期に遡る。相撲を始めるきっかけとなったのは、琴恵光の祖父が元関取・松恵山であったからだ。
小学生に入ると、松恵山相撲道場の通い始めた琴恵光は小学6年生の時にはわんぱく相撲全国大会にで8強入りを果たしている。
中学生では柔道部に所属していたが、宮崎県の大会で団体優勝メンバーにもなっている。その影響もあってか、高校に進学する際は柔道特待生として考えていたそうだ。
ただ、中学3年生の時に九州場所が開催されていた際に、佐渡ヶ嶽部屋の稽古を見に行き大相撲へ進むことを決断したのだった。
相撲経験者の中には、柔道経験者としての実力者も実に多い。相撲と柔道には共通する部分も多いようだし、相撲部が無いという中学校も多いので柔道部に入部すると流れが出来上がっているのかもしれない。
角界入りし、初土俵を踏んだのが2007年3月場所のこと。前相撲で2連勝を果たし一番出世。しかし、体が大きくないこともあってかここから長い下積み生活が続く。
中学卒業の叩き上げな琴恵光。序ノ口、序二段を1年でクリアし三段目へ昇進するも、ここからなかなか三段目の壁を破ることが出来ない。
三段目ともなればこちらの『大相撲・三段目の意味とは?昇進条件や合計人数をまとめてみた!』で書いているように、アマチュア相撲でも上位進出できるレベルになってくるので簡単には勝てなくなる。三段目で脱落する力士も徐々にではあるが増えてくる。
琴恵光も三段目暮らしが長くなり、通算23場所を経験。実に約4年間が三段目生活となったのだ。
この間には、幕下へ二度上がっているが三段目へ降格している。三段目の壁を破ったかに見えた琴恵光であったがまだ完全に破り切れてはいなかったようだ。
幕下に定着出来るようになったは2013年3月場所からなので、初土俵から6年後のこと。幕下に上がった琴恵光は勝ち越しと負け越しを繰り返しながら徐々に番付を上げる。
2014年1月と3月場所で連続して6勝1敗の好成績を収めたので、番付も幕下46枚目から幕下8枚目まで一気に上昇し関取となる十両昇進が目前にまでせまった。
その後は、4勝3敗、4勝3敗、そして幕下3枚目で5勝2敗と勝ち越しに成功。2014年11月場所で初めて十両に昇進するのであった。念願の関取となるまでに7年8ヶ月を要した。
ここまでの成績を見ても大勝ちした場所が殆ど無いのが特徴。それだけに時間を要してしまった印象だが、中学からの叩き上げなので仕方ない面は多分にある。
十両昇進も5勝10敗と大きく負け越し幕下へ陥落。一場所で十両復帰を果たすも、またも4勝11敗と大きく負け越してしまい幕下へ陥落。十両の壁が大きく立ちはだかる。
2015年5月場所から再び幕下生活に入った琴恵光は、7場所を要して十両へ再々昇進。2016年7月からは十両に定着出来るようになった。
十両でも大きく勝ち越す成績を収めることが出来なかった琴恵光は、番付を上げたり下げたりを繰り返していた。そんな中でようやく二場所連続で二桁勝利をおさめる。
2018年3月場所では東十両8枚目で10勝、翌5月場所では東十両2枚目で11勝を上げた。この結果、同年7月場所で新入幕を果たすのであった。26歳での新入幕となり本人としても感慨深いものがあっただろう。
ただし新入幕の場所では、3勝12敗と大きく負け越してしまい幕内力士の壁に跳ね返されてしまった。
琴恵光は番付が昇進するたびに壁に跳ね返されてきたが、今までも壁を乗り越えてきている。身長177センチと大きいと言えない体だが、幕内に定着する実力を付けてくると個人的には思っている。