番付表

大相撲・三段目の意味とは?昇進条件や合計人数をまとめてみた!

大相撲の番付表で幕下の次に位置する「三段目」ですが、どうして三段目と呼ばれるようになったのでしょうか。

三段目くらいですと、地上波放送も無く、どんな取り組みをしているのかも知らない人がほとんどと言えるでしょう。

そこで、三段目の意味や、幕下への昇進条件や三段目合計人数について調査しました!

三段目の意味は「三段目」

三段目の意味ですが、番付表で三段目に記載されることから「三段目」と言われるようになりました。そこから三段目が来ているので、意味は番付表の三段目ということになります。

こちらの『大相撲・幕下の意味とは?昇進条件や合計人数をまとめてみた!』で書いていますが、幕下の本来の呼び方は「幕下二段目」と言います。

これは、幕下は番付表では二段目に記載されるからなのです。

三段目はそのまま三段目と言われるようになりました。

番付上では、下から3番目に位置する三段目ですが体格などは立派なお相撲さんと言えるほどになり、髪も伸びマゲが結えるほどになっている力士も出てきます。

また、三段目ともなればアマチュア相撲で上位クラスの実力ですからしのぎを削り、ドンドンとライバルたちが落ちていくクラスでもあります。

三段目から幕下昇進条件や合計人数をまとめてみた!

まず、三段目には東西各100名づつの計200名が定員となっています。大変多くの力士が存在するために、7戦全勝の力士は必ず出てきますので、優勝決定戦になる確率も高くなります。

ここから幕下二段目に上がるのは簡単そうに見えて、実はなかなか苦労する番付位置なのです。幕下に上がる基準を確認していきましょう。

幕下昇進への基準

・三段目10枚目以上:4勝以上
・三段目25枚目以上:5勝以上
・三段目50枚目以上:6勝以上
・三段目51枚目以下:7戦全勝(優勝出来なくても良い)

三段目はまだまだ力士養成員として過ごす時期ですが、付け人になったり雪駄を履けることが出来るようになったりと序二段や序ノ口力士よりも力士感が増していきます。

関取になるためには、三段目から幕下に上がり、更に好成績を収めて十両に上がる必要があるので遠く感じるクラスです。

エリート力士ともなれば、一気に三段目から幕下、十両へと駆け上がり幕内力士へと成長していきます。

2018年に新大関となった栃ノ心は三段目は一場所しか経験していませんが、2017年に大関となった高安は三段目に9場所も在籍していました。

過程は違いますが、今となってはお互いに大関として角界を引っ張る力士へと成長してくれています。

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