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貴源治(千賀ノ浦部屋)は双子の弟!兄・貴公俊とダブル関取へ!

貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋へ移籍し、心機一転を図る貴源治。2018年3月には、史上初の双子関取となり話題となりました!

兄は同部屋所属の貴公俊(たかよしとし)で、弟が貴源治(たかげんじ)。当たり前ですけど、そっくりなので全くどちらか分かりませんよね^^;でも、体格差があるので並べば分かります。貴源治が兄より少し大きいんですよね。

2018年九州場所では、貴源治が十両で兄・貴公俊は幕下10枚目となっています。兄は付け人への不祥事によって幕下へ降格。十両昇進に向けてあと一歩というところでしょうか。

それでは、今回は弟・貴源治について紹介していきます。

貴源治の簡易プロフィールと相撲歴!

四股名 貴源治 賢(たかげんじ さと)
本名 上山 賢
生年月日 1997年5月13日
年齢 21歳
身長/体重 191センチ/168キロ
出身地 栃木県小山市
所属部屋 千賀ノ浦部屋
幕内優勝 0回
十両優勝 0回
幕下優勝 0回
三段目優勝 0回
序二段優勝 0回
序ノ口優勝 0回
殊勲賞 0回
敢闘賞 0回
技能賞 0回
金星 0回
初土俵 2013年3月場所
初入幕
得意技 突き、押し

貴源治は栃木県に生まれ、父が日本人で母がフィリピン人のハーフ。そして一卵性双生児の双子で兄・貴公俊とともに双子関取になった経験を持つ。

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貴源治は完全な叩き上げと言われる中卒でしかも相撲未経験で角界入りをしています。元々は、中学校でバスケットボール全国大会3位に入るほどの実力者だったそうですね。

体も大きかったはずですから、バスケットボール向きだったのかと想像できます。

普通なら、高校に進学しバスケットボールをすると思いますよね?実際に、バスケ強豪校からの誘いがあったそうです。

でも、それを断って角界入りしたのはお父さんの勧めによるものだとか…体格は良かったと思うんですけど、中卒・未経験での角界入りを勧めたお父さんに感服ですね。

横綱・白鵬や鶴竜もバスケットボールの経験者。バスケットボールの動きと相撲の動きには共通する点がある。それは、素早い動作の中で一気に力を加えて動きを止める動き。

バスケットボールであれば、ドリブルをしながら急に止まってシュートを打つ。守る側なら、それに対応して急激に止まる。相撲も力を込めて止まる動作が随所で使われている。

貴乃花部屋に入門してすぐに兄弟子に勝ってしまった貴源治。でも、稽古がきつくてしんどくなってしまったんだとか。

さすがに初めて相撲を取って兄弟子を倒せたら嬉しいですよね!稽古はかなりきつかったと思いますので、逃げずに耐えたのは素晴らしいことです。

関取に上がって一番うれしかったのは、財布に入らないくらい多くの札束を手にしたこと。十両に上がれば、給料100万円と言われていますからね!

流石に叩き上げということもあって、幕下まで上がるも三段目を2度ほど行き来してしまいますが、そのあとは幕下でしっかりと着実に成績を納めています。

初めて十両に上がったのは、初土俵から4年後の2017年5月場所でのこと。関取となった十両での初場所は大きく負け越してしまい、幕下へ転落。

しかし、幕下は2場所で終えて十両に再び昇進してから1年間関取として成長。初の幕内も視野に入るところまできました。

が、その矢先での師匠・貴乃花親方の相撲協会からの引退。これには貴源治もかなりショックを受けたのではないでしょう。

そもそも、貴ノ岩も問題のさなかに自らの実兄・貴公俊の暴行問題よって完全に貴乃花の立場が逆転。それ以降は貴乃花の居場所がドンドン無くなってしまった事実があります。

貴源治としては、実兄が問題を起こした際には、支度部屋で大粒の涙を流しています。

兄弟以上にお互いを想う気持ちが強いはずの双子ですから、その寂しさたるやはかりしれません。

そんな中でも、本当にしっかり着実に成績を上げてきた貴源治。2018年11月九州場所では、千賀ノ浦部屋へ移籍して新生・貴源治を見ることができるはずです!

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