高安晃は、父親・日本人と母親・フィリピン人の間に生まれたハーフ力士。高安ビビリタさんは、1月、5月、9月の東京・両国国技館で開催される本場所には、田子ノ浦部屋にフィリピン料理を差し入れしているんだとか。
そんな高安は初優勝を目指し、日々精進中!兄弟子の横綱・稀勢の里の不調で引退間近とも言われている中で、部屋を背負って立てる存在になれる力士。
まずは初優勝を達成して、大関としての地位を確固たるものにして綱取りを目指して欲しいところ。
高安晃のプロフィールと相撲歴紹介!
四股名 | 高安 晃(たかやす あきら) |
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本名 | 高安 晃 |
生年月日 | 1990年2月28日 |
年齢 | 28歳 |
身長/体重 | 185センチ/180キロ |
出身地 | 茨城県土浦市 |
所属部屋 | 田子ノ浦部屋 |
血液型 | A型 |
趣味 | スポーツ鑑賞 |
最終学歴 | 土浦市立 土浦第一中 卒 |
幕内優勝 | 0回 |
十両優勝 | 0回 |
幕下優勝 | 1回 |
三段目優勝 | 0回 |
序二段優勝 | 0回 |
序ノ口優勝 | 0回 |
殊勲賞 | 3回 |
敢闘賞 | 4回 |
技能賞 | 2回 |
金星 | 4回 |
初土俵 | 2005年3月場所 |
初入幕 | 2011年7月場所 |
得意技 | 突き、押し |
<高安の相撲歴>
高安が相撲キャリアをスタートさせたは、中学卒業と同時に入門した鳴戸部屋。それまでは、主に野球をやっていたが相撲の経験は無かった。
高校進学に対して、ネガティブな面が強くなっていた頃に父親が高安を鳴戸部屋へ急に連れていき、見学をさせたことだった。当時、高安は相撲に全く興味もなく見学することさえ拒否したそうだ。
たしかに、相撲経験も無いのにいきなり部屋に見学に連れていかれてもビックリするし、入門ともなれば完全に拒絶することになるはず。
ただ、結果的に高安は中学卒業後に鳴戸部屋に入門することとなる。
入門時点で180センチ、120キロで足のサイズが33センチと破格の体型をしてた高安。中学時代は足に合う靴が無かったためにサンダルで通学していたと言われている。
たしかに、この体型を見れば親方としても勧誘したくなるところだろう。しかも、鳴戸親方曰く「ゴムまりのような体質」とまで称されていたほど期待されていた。
しかしながら、中学卒業後に慣れない環境での生活となり幾度となく高安は脱走をしている。父親に言わせれば、10回以上も脱走を繰り返したそうだ。
そんな高安は2005年3月に初土俵を踏み、序ノ口から序二段へ昇格。序二段から三段目に昇進するまでには、8場所要している。三段目に昇進したのが初土俵から2年後の2007年3月場所。
三段目でも着実に力を付けていった高安は、7場所でクリアし幕下に昇進。これが2009年5月場所のこと。
幕下では一度だけ三段目に落ちてしまったが、すぐに幕下に戻ると幕下10枚目となる2010年5月場所まで7場所連続勝ち越し。
ついに十両昇進が目前となった幕下6枚目で迎えた2010年7月場所では、2勝5敗と負け越してしまうものの次場所では7戦全勝優勝を果たし、ついに十両へ昇進した。
初土俵から実に5年6ヶ月後のこと。相撲未経験からスタートした高安だったが生まれ持った素質を徐々に開花させ、ついに関取になることが出来た。
新十両となった2010年11月場所から三場所で新入幕となる。序二段、三段目、幕下と時間を要していたのが嘘のように十両で三場所連続勝ち越しで幕内力士となった。
幕内に入っても高安の勢いが止まらず、6場所目には前頭筆頭まで番付を上げた。その後は、番付を上げては負け越し、下げては勝ち越しを繰り返す。
3度目となった前頭筆頭で、ようやく勝ち越しを決めて三役へ昇進。これが2013年9月場所のこととなる。
その後も小結の壁を破れずに2016年7月場所において、小結として11勝4敗と大きく勝ち越しついに関脇へ昇進。一度小結に落ちるも、そこからの3場所の通算成績を34勝とし大関昇進を掴み取った。
2017年7月場所から大関の番付で角界を盛り上げているが、2018年11月場所までに幕内最高優勝の経験が無い。