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矢後太規(尾車部屋力士)の相撲経歴紹介!北海道出身期待の力士!!

矢後太規は北海道芽室町出身力士で期待のアマチュア横綱として角界入りし、尾車部屋に入門しています。尾車部屋には、嘉風や豪風、友風と言った関取衆が所属している。

そんな中で日々揉まれている矢後の成長は図りしれないだろう。目標は、同じ二所ノ関一門で田子ノ浦部屋所属の横綱・稀勢の里だと言う。十分に横綱を狙えるだけの素質はあると思っている人も居るだろう。

アマチュア横綱としては、16人目となる幕内力士となった矢後。御嶽海が幕内力士となった2015年11月場所以来となるが、どういった活躍を見せてくれるか楽しみだ!

北海道出身期待の力士・矢後のプロフィールや相撲経歴を紹介していきます!

矢後太規のプロフィールと相撲歴紹介!

四股名矢後 太規(やご たかのり)
本名矢後 太規
生年月日1994年7月8日
年齢24歳
身長/体重187センチ/176キロ
血液型A型
趣味スポーツ観戦
出身地北海道河西郡芽室町
最終学歴中央大学
所属部屋尾車部屋
幕内優勝0回
十両優勝0回
幕下優勝1回
三段目優勝0回
序二段優勝0回
序ノ口優勝0回
殊勲賞0回
敢闘賞0回
技能賞0回
金星0回
初土俵2017年5月場所
初入幕2019年1月場所
得意技左四つ、寄り

<矢後の相撲歴>
矢後が相撲キャリアをスタートさせたのが、小学5年生のころ。地元の相撲教室に通っていたが、同郷には元横綱・大乃国の芝田山親方が居た。

その大乃国の相撲大会などが開催され出場したりしていたが、全国大会には無縁。しかしながら、小学校卒業のころには既に体が出来上がっていた。

180センチ、120キロと小学生とは思えない体型をしていた矢後。1歳のころには10キロを超えていたというから、その頃から体型に恵まれる予兆はあったと言えるかもしれない。

そんな矢後は、中学生のころに人生最大の大怪我を背負うことになる。左膝前十字靭帯断裂と半月板損傷、右膝前十字靭帯損傷という、スポーツ選手にとって致命傷となりかねない怪我。

北海道から、名門・埼玉栄高校に進学した矢後であったが怪我の影響もあって四股さえ踏むことが出来ない状態であった。そんな状態でも、腐ることなくちゃんこ番をこなし続けた矢後。

高校3年生の時には、選手として試合に出場出来るようになり国体では団体戦優勝のメンバーとなった。高校では苦しいところからスタートした矢後だったが、結果的には良い形で高校生活を終えることとなった。

高校卒業後は、中央大学に進学した矢後は4年生の時には相撲部キャプテンとなり、全国学生相撲選手権大会でベスト8進出や、全日本相撲選手権大会で個人優勝というビッグタイトルを獲得!

晴れて、アマチュア横綱の称号を手にしたのであった。これで、角界入りした際には特権として「幕下15枚目格付出」の資格を得ることが可能となったのだ。

この幕下付出格についてはこちら『大相撲・幕下の意味とは?昇進条件や合計人数をまとめてみた!』でも書いていますが、特権中の特権でいち早く関脇になることが出来る番付からスタート出来るので使わない手はありません。

ただし、有効期限が1年間となっているので3年生でアマチュア横綱になれた場合には、大学を中退して角界入りする必要があります。

要するに、大学2年や3年でアマチュア横綱になっても、卒業してから角界入りを目指すのであれば4年生で結果が必要となるわけです。

矢後は、大学4年生で結果を出したので幕下付出格として角界入りすることが可能だったという事になります。

2017年5月場所で幕下付出15枚目からデビューした矢後は、次場所の7月名古屋場所で7戦全勝優勝を果たし早くも十両に昇進した。

十両では残念ながら、二場所連続で7勝8敗と負け越してしまい再び幕下へ転落。しかし、一場所で十両に再昇進している。

2017年3月場所で再び十両に昇進したがまたも7勝8敗と勝ち越すことが出来ずにいた。

2018円5月場所では、十両4場所目にして初の勝ち越しを9勝6敗で決めたのであった。その後は3場所連続で勝ち越すと11月場所では東十両筆頭で勝ち越しに成功。

2019年1月初場所には新入幕を果たし活躍が期待されている!

矢後は本名であって、いつかは四股名を付けることになる…はずだが、矢後は本名のままでも良いと思っている。また、師匠の尾車親方は四股名を付けるのは「ヤゴ(矢後)がトンボになってから」と、トンボの幼虫「ヤゴ」にかけて語っている。

本名のまま関取を続ける力士が増えてきているが、昔ながらの四股名をつけるという流れも大切にして欲しいし、本名のままで頑張って欲しい気持ちもある。

2019年1月場所で、新入幕を決めた矢後であるが改名は無し。兄弟子の豪風関は「一度は幕内の壁に跳ね返される。その壁を乗り越えてからで良い」と語っていたように、まだタイミングとしては早いという判断だろう。

 

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