番付表

大相撲・序二段の意味とは?昇進条件や合計人数をまとめてみた!

大相撲の番付表で三段目の次に位置する「序二段」ですが、どうして序二段と呼ばれるようになったのでしょうか。

序二段ともなれば、全く知らない人が多くいることでしょう。

そこで、序二段の意味や、序二段から三段目への昇進条件や合計人数について調査しました!

序二段の意味は「下から二段目」

序二段の意味は番付表で下から二段目に記載されていることからその名が付けられました。

番付表の上から数えると、4段目に記載されるために江戸時代には「四段目」と呼ばれていたこともあったのです。

番付表で何段目に書いてあるかということで呼び名が決まっているのは、『大相撲・三段目の意味とは?昇進条件や合計人数をまとめてみた!』も同じですね。

番付表で三段目に記載されていることから、三段目と名付けられています。

序二段力士の強さは、三段目に比べるとかなり落ちてしまいます。三段目はアマチュア力士でも上位に来る人たちですが序二段はガタイの良いスポーツマンといったレベルです。

もちろん、トレーニングを積んでいますので一般人が勝てるようなレベルではありません。奇跡的にガタイも良くトレーニングを積んでいれば勝てる人もいるかもしれません。

ですから、序二段の力士はまだまだ力士としてはひ弱と言っても言い過ぎではないでしょう。

序二段から三段目に昇進する条件や合計人数は?

まず、序二段には定員数が決まっていません。幕下であれば120名、三段目なら200名と決まっていますが序二段には定員が無いので毎場所のように人数が変わっていきます。

大相撲ブームに沸いたピーク時には、新弟子の数も多かったために200枚目を超えるケースがありましたが、2018年9月場所では序二段110目まで減少しています。

それでも平成26年3月場所に記録した89枚目よりは多くなっている状況です。

序二段から三段目に昇進する条件をチェックしていきましょう。

三段目昇進への基準

・序二段20枚目以上:4勝以上
・序二段40枚目以上:5勝以上
・序二段70枚目以上:6勝以上
・序二段71枚目以下:7戦全勝(優勝出来なくても良い)

序二段から三段目に上がれば、実力もググッと高くなるために苦労する力士も多くなってきます。

力士養成員として大部屋生活をし、自分のことだけでなく周りのこともやりながら実力をつけていかなくてはなりません。

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